皆さん、こんにちは<m(__)m> ファシリカ高崎駅前です。
少しずつ秋めいてきましたが、まだまだ残暑厳しい日々が続きそうです・・
今日は、ファシリカ高崎駅前を利用して下さった利用者さんが、
ファシリカでどのような取り組みを経て就職へと繋がり現在に至っているか、
事例をもとにご紹介したいと思います!(^^)v
~事例①~
〇利用者 S さん(女性)(利用開始時39歳)
〇利用期間:1年10ヶ月
〇診断名:発達障害・適応障害・鬱
〇主な症状:表情が乏しい・感情のコントロール制御が難しい(特に怒り・不安・フラッシュバック)
〇利用の経緯:大学卒業後、正規雇用で働くことなくアルバイト・派遣を転々としていた(仕事が長続きしない)。仕事上で注意されることが多く適応障害から鬱になってしまった。
★取り組み①不安に対する対処
認知行動療法に関するグループワークや個別面談を頻繁に行いながら、本人の認知・考え方の癖に気付いてもらいながら、様々な考え方があることを知ってもらう。考え方の幅を広げてもらう。(「0か100か」になってしまいがちだった)
★取り組み②:作業訓練と資格取得
軽作業訓練に取り組み、他者との関わりを通して感情の変化を確認し、対処方法を確認していく。資格勉強と資格取得を通して予期不安になる時間を物理的に減らし、資格取得を通じて自信をつけていく。
★取り組み③:ウォーキングとお寺清掃
体を動かし、汗を流し精神面の安定を図る。
★取り組み④:環境の整備
利用する前は手帳を使わない形での就労だった。長期間の就労安定を目指し手帳を取得。障害者枠での就労を目標とした。その他、本人の不安となる要素を整えていくことで不安感を減らすことができた。
★取り組み⑤:就職活動
企業見学や集団説明等に参加しながら、手帳を使用した就労がどのような働き方をするのか、どのような配慮を頂けるかなど確認しながら進めた。普段の訓練から、指示の理解やスピード・正確性が高いこと、PCスキルが高いことなどストレングスを確認。実習をさせて頂ける事務案件を検討し、3日間の実習を経て本人のスキルを会社様に確認して頂き採用に至った。
就労を開始してから2年5ヶ月、S さんは無期雇用となり現在も事務職で活躍されています(^^)v
コミュニケーションが不得手だった S さんも、今では笑顔も増えて自信がつき、躊躇なくコミュニケーションを取れるようになっています。
2023年9月現在、ファシリカ高崎駅前から60名の方が就職されています。
今後も定期的に「事例」をご紹介させて頂きます(^^)v
ファシリカ高崎駅前では、仕事に役立つグループワークや職場で役立つコミュニケーション、面接講座など就職に向けた準備として様々なプログラムを実施しています。
また、インターネットを利用した学習システムやビジネススキル研修「e-ラーニング講座」も無料で学ぶことができます!
見学や体験も随時受け付けております。お電話もしくは、下記のお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
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