こんにちは🍂

またまた就職をされた方がいます👏

Aさんについてご紹介

・これまでいくつかのお仕事をしてきましたが、吃音に悩み、なかなか仕事を続けられず…。

・自分の得意なことや苦手な環境を考え、これまで経験はないけど、事務職を目指してみることに。

事務職に就くための準備

これまで事務職の経験がなかったのでAさん自身「本当に事務職として働けるのか?」と不安はありましたが、“どんな準備が必要か”一緒に確認し、日々頑張ってきました。

事務職に就くために準備してきたことは次のことです。

・働くために必要な体力、生活習慣の確立

どんな仕事でも基本となることですね。毎日ファシリカに来て活動できるようになることを目標に、通所を頑張りました。

・PCスキルの向上

資格取得を頑張りました。努力家のAさん。約半年の間でMOS Word・Excel(Expertという応用レベルまで取得しました!)を取得しました。

今度こそ、長く働ける職場を探して。就職活動スタートです。

準備が整ってきたころ、いよいよ就職活動です。

これまでは、「職場環境が合わず、退職する」ということが多かったことので、今回は応募をする前に職場見学と職場実習をさせていただきました。

見学と実習を通じて、“安心して働けそう”と思えたようです。応募に踏み切りました。

AさんのPCスキルや真面目さが企業さんに伝わり、見事内定をいただきました🎉

最後に……Aさんからのコメントをご紹介🍁

通所のきっかけは、通所する数か月程前に就労移行支援というサービスがあることを知り、長野市内でそのサービスを提供しているところがないか調べたところ、ファシリカさんのサイトが目に留まり、「まずは相談してみよう」と思ったことでした。

通所してからはまず最初に決まった時間に通所し、帰るというのを繰り返して生活リズムを整えるというところから始め、慣れてきたらファシリカさんの様々なプログラムに参加したり、希望している職種に必要な資格の勉強をしたりして体調を整えました。

就職活動については、事務職を希望していたのですが私には吃音があり、”電話対応無し”という条件で探していたのですが中々見つからず困っていたところ、幸いにもファシリカさんから電話対応無しの職場をご紹介いただき、実習、面接を経て就職することができました。

通所し始めたときはかなりのブランク期間があり、「就職できるのか?」、「そもそも通い続けることができるのか?」などの不安な気持ちでいっぱいでしたが、支援員さんの丁寧なサポートや通所しやすい事業所の雰囲気などのお陰で就職までたどり着くことができ、とても感謝しています。

もし通所を考えている方がいればまず相談してみて、見学、体験通所を通してファシリカさんの事業所の雰囲気やどのようなサポートをしているか見てみるという大きな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

【就職者コメントあり】引きこもり期間:6年間、ファシリカ長野利用期間:6か月(今年度19人目) | 群馬県高崎市・長野県長野市の障害者就労移行支援事業所ファシリカ高崎駅前・ファシリカ長野

高校卒業後、ファシリカ長野へ。最初は働くことについてイメージが持てなかったけど、最後は自分で進路を決め、就職が決まりました🌸(今年度18人目) | 群馬県高崎市・長野県長野市の障害者就労移行支援事業所ファシリカ高崎駅前・ファシリカ長野

こんにちは。いつも読んでいただきありがとうございます。ファシリカ長野です。

このたび、またまためでたく就職された方がいます。

6年間、ほとんどの時間を家で過ごし、家族以外とは話さなかった方。

引きこもり期間:6年間  ファシリカ長野利用期間:6か月

ファシリカ長野の6か月半(2025年4月~10月中旬)を経て・・・

面接では、準備してきたものをはるかに上回る内容で面接官を感動させていました(さすがにできすぎです…)。その後、本人に「6年分の熱量が出たの?」と聞くと、「そうかもしれないです」と笑っていました。

一緒に生きていく、と開き直ったら症状も減った

何度も頭の中で「大丈夫だったっけ」と確認してしまう。定期的な面談を通してあたまの中で起こっていることをゆっくり言語化してもらい、確認行為の症状の度合いを10段階でほかの人に伝えられるようになりました。

また、「そういった状態を完全になくそう」と考えるのではなくて、「症状とも一緒に生きていくこともできる」と捉え方を変えることで楽になれたということです。

わからなかったので色々やってみた

働いた経験がなかったので、ここで働きたい、働けそう!というイメージも最初はありませんでした。

プレ実習、資格取得、・・・目の前のことを頑張っているうちに、ファシリカ長野に直接ご紹介のあった職場に見学→実習。本人はこんなにキラキラした職場、ほかにはない!と意欲がわきました。

コメントをいただいたのでご紹介させてください。

【本人のコメント】

自分は高校入学後すぐに不登校となり、そのまま6年間、自宅に引きこもる生活を送っていました。
友人達と連絡を絶ち、引きこもり期間に発症した、うつ病と強迫性障害に苦しみながら
一日をただ惰性でこなし続ける日々。
そんな中、「働かなくては」という思いが芽生えるきっかけがあり、最初の一歩としてファシリカを見学、支援員さんに流されるまま通所を開始しました。

正直、最初は不信感だらけでした。
「本当にここに通うことで社会復帰できるのか?」
「昼食は無料、交通費支給、資格受験費用も負担してくれるなんて、そんなうまい話があるのか?」
見学時の説明がやけに流暢で胡散臭かったというのもあって
「慈善団体を装った詐欺集団で後になって法外な金額を請求されるんじゃないか」。

そんな疑念を抱えながらも通い始めた初日は、さらに不安が募りました。
本当に悩みを抱えた人たちなのだろうか、自分ひとりが浮いているのではないか—— 
そんな思いに押しつぶされそうで、怖くてたまりませんでした。
孤独感や不安感が常にあり、何度も折れそうになりました。「あっ、無理かも」って。
でも義務感で通い続けました。

しばらくすると、いつの間にか通う事が苦じゃなくなっていました。


一番の理由は「暖かさ」だったように思います。


こんな自分でも話しかけてくれる利用者さんたちがいたこと。
支援員さんが必ず一日一人は、話しかけてくれるといった細かな気遣い。
放任的な部分と干渉的な部分のバランス、空気感、といった「暖かさ」のおかげで不安が軽くなっていき信頼できるようになりました。

ファシリカで主に取り組んだことはコミュニケーションワークとプレ実習の2つです。

コミュニケーションワークではグループに分かれテーマに沿って話し合います。 
会話の仕方も自分の存在価値もわからなくなっている自分には、とても無理だと思い敬遠していましたが、通所を決めた時と同じように支援員さんに促され渋々参加。
参加してみると緩い雰囲気のおかげか意外と話せて。
想像していたよりは自分がボロボロじゃなかったことにホッとして参加を続けることにしました。続けるうちに普段関わりがない利用者さんの新たな一面を知って親近感が湧いたり、自分の考えを言語化することが上達したりして、人と接することに自信が持てるようになり考えも明るくなっていきました。

プレ実習では色々な職場にお邪魔して開店前の掃除や、梱包などの軽作業を行い、ミーティングでシフト決めと新しく任された仕事や不明点の共有を行います。
これも最初は不安でしたがやっていくうちに慣れていきました。
決められた時間に行き、決められた仕事を熟す責任感と報連相、挨拶などの社会人に必要な習慣が身についたので参加してよかったなと思います。
あとは開店前の準備が目の前で行われていて、自分が働いた時のイメージがついたことも嬉しかったです。
この2つは取り組んできてよかったです。

そして、この度見学に行った職場に応募してみたところ、内定をいただく事ができました。
まさかこんな早くに理想的な職場に出会えるとは思ってもみなかったので驚いています。

「どうせ頑張って生きたって苦労や努力に見合う幸せを得られない」と人生をあきらめていました。人の視線、笑い声。全てが自分を嘲笑しているように感じて希望が持てなかった。
そんな自分が就職までこぎつくことができたのは、支援員さん、利用者さん、実習先の方々のおかげです。
あの時、勇気を出してファシリカに来て本当によかったです。
ありがとうございました。

本人の卒業コメントより

ーーーコメント終わりーーー

自分に合った働き方を、自己実現のために。(就職エピソードVol.17~長野・今年度17人目~) | 群馬県高崎市・長野県長野市の障害者就労移行支援事業所ファシリカ高崎駅前・ファシリカ長野

高校卒業後、ファシリカ長野へ。最初は働くことについてイメージが持てなかったけど、最後は自分で進路を決め、就職が決まりました🌸(今年度18人目) | 群馬県高崎市・長野県長野市の障害者就労移行支援事業所ファシリカ高崎駅前・ファシリカ長野

こんにちは!ファシリカ長野です。

また一人、お仕事を始める方がいるのでご紹介させていただきます👏

Mさんは、高校を卒業した春にファシリカ長野に通い始めました。

ファシリカ長野には、高校を卒業してすぐに利用を開始されている方が大勢います。

どんな風に進路を決めて就職までたどり着くのか、一例としてご紹介させていただきます。

Mさんについてご紹介(ファシリカに通うようになるまで)

  • 通信制高校を卒業した4月、ファシリカ長野に通い始めました。
  • 小学校、中学校と思うように学校に馴染めませんでした。通信制高校に進学し、週2日ほど登校していたそうです。
  • 高校3年生になり、進路を選択する時期になったとき、“体力に自信が持てない” “やりたいことが見つからない”という状況でした。
  • 自分に自信をつけながら今後の進路についてじっくり考えていきたいと思い、ファシリカ長野に通所することを決めました。

【通所を始めたころ】新しい環境での挑戦がスタートしました。

「まずはファシリカに慣れること。そして来れる日を増やすこと。」

通い始めたころのMさんの様子・・・

  • 最初は慣れることが大変。ファシリカに来るだけでヘトヘト……という日も。
  • まずは高校時代と同じ週2日、午後からのペースでスタートしました。

最初は、ファシリカに来れたら合格です。ファシリカの中では、その日できそうなことを相談して過ごします。(読書する人、音楽・動画鑑賞をする人、ゲームをする人、ワークに参加する人、資格取得に向けて勉強している人など過ごし方は個々で異なります。)

(K支援員より)

通い始めた頃、Mさんがファシリカで頑張ったこと

  • 疲れ具合や家での生活の様子、困っていることや不安なことがあるかなどを伺い、支援員と一緒に調整しながら少しずつファシリカに来れる日数や時間を増やすことにした。
  • “週2日来ることに少し慣れてきたら週3日にチャレンジ……”というように、その時にできそうなチャレンジを重ねていった。

通い始めてから約1年、、、

Mさんは週5日、朝から夕方までの通所ができるようになりました。

【ファシリカに慣れてきたころ】できることから少しずつ……。苦手克服にチャレンジ!

苦手なこととしてコミュニケーションを挙げていたMさん。

苦手だけれど、克服したい気持ちがありました。

Mさんが“こうなりたい”と思っている形に少しずつ近づいていけるよう、一緒に方法を考えました。

できそうなことから…挑戦してみよう

・「ファシリカに来たとき、隣の席の人に挨拶する」ことにチャレンジ

 最初は緊張するけど、毎日頑張っているといつしか自分にとって当たり前になっていきましたね。

(S支援員より)

・コミュニケーションワークに参加してみる

最初、緊張をしていた様子だったけど、ワーク中に「○回発言する」と目標を決めて参加をしましたね。最初の内は”目標の回数発言する”ことを意識して参加していましたが、少しずつ目標達成のためと意識せずとも、自分の考えを発信できるようになっていました。

(Y支援員より)

コミュニケーションに少しずつ自信を持つことができてきたMさん。

回数を重ねるごとに、グループワークを進んで引っ張ってくれている様子がみられていました。

また、最初の内は他の利用者さんとほとんど接点をもっていなかったMさんですが、少しずつワーク以外の時間も他の利用者さんと楽しそうにお話しする様子がみられるようになりました。

【就職を見据え始めた頃】プレ実習への参加

Mさんを見ていて、プレ実習への参加が一番力のついたタイミングだったと思います。

プレ実習とは、その企業に応募する訳ではないけど、実際の仕事を経験し就職に向けて力をつけるために行う実習です。

1日1時間ほど企業さんに出向いて、仕事体験をしてきます。

プレ実習では、実際の仕事同様にMTGやシフト作成も行っています。複数人で一緒に作業に入るため、作業中のコミュニケーションも必要になります。また、毎日同じ状況とは限らないので、仲間への情報共有も必要になります。

少しずつやり方を覚えて、挑戦してみます。

仕事をする上で大切な姿勢やコミュニケーションの取り方、仲間との協力の仕方などを実際の仕事を経験することで学んでいきました。

進路選択 ~最初はできなかった「選択」ができるようになった経緯~

ファシリカに来た当初はイメージがついていなかった進路について、ファシリカの中で様々な経験を通すことで自己理解を深め、少しずつイメージできるようになってきました。

“基本的なパソコン操作を行う事務の仕事ならできそう”や、“決まっていることや細かい作業に集中して正確に取り組むことが得意”など、自分のできることや苦手なことが分かってきて、応募したい求人を選べるようになってきました。

また、ファシリカでは2週に1度支援員と面談を行っています。その中で、支援員から情報提供をしたり相談をしながら、少しずつ希望を固めていきました。

就職活動

就職に向けて自信がついてきたころ、いよいよ就職活動です。

応募書類の作成、応募、面接、企業さんとの連絡……などなど初めてのこといっぱいでしたが、頑張って就職活動を進めてきました。

支援員から「分からないことや大変なことは、私たち支援員がサポートします!」と声を掛けられ、支援員を信じてくれたMさん。。。

何社か受け、無事希望していた職場で内定をいただくことができました!!

最後に……Mさんからのコメント🌹

私はファシリカに通所してMOS(Excel、Word、PowerPoint)の資格を取得しました。

また、コミュニケーションが苦手だったため、ワークにも参加しました。

コミュニケーションワークに参加し始めた頃は、自分から発言することができずにいましたが「ワーク中に〇回発言する」と目標を決め、段々と自分の考えを伝えることができるようになりました。利用者さんや支援員さんと関わるなかで、自分なりに人との関わり方のコツがつかめたような気がしています。

就職活動は初めてで、不安な点は支援員さんに聞きながら進めていきました。

面接練習を支援員さんと行い、サポートしていただいたことで自信をもって面接に臨むことができました。ファシリカに通所して自分のできるところから少しずつ挑戦することで、得意なことや対応できる作業が分かり、就職活動の選択肢が増えていくことがとても嬉しかったです。

就職した後も一歩踏み出す気持ちを忘れずに、成長していきたいと思います。

「優柔不断で完璧主義なところがある」と話していたIさん…就職しようと思えたワケ(今年度16人目) | 群馬県高崎市・長野県長野市の障害者就労移行支援事業所ファシリカ高崎駅前・ファシリカ長野

まずは通うことから1日の流れ | 群馬県高崎市・長野県長野市の障害者就労移行支援事業所ファシリカ高崎駅前・ファシリカ長野

こんにちは。ファシリカ長野です。

今期15人目の卒業、不動産の会社で事務のパートで働かれているAさん、ご本人からいただいた話をもとにファシリカでの様子についてご紹介します。

①働くことに不安があっても大丈夫

初めてここに来たときは自分に自信が全くと言っていいほど無く、思い返してみるとネガティブな思考に囚われていたと自分でも感じています。そういった中でも親身になって相談に乗ってくれたり、自分について考える、話すことについて一緒に考えてもらえたりしたことで少しずつ前に進んでみようという気持ちが湧いてきました。

ファシリカ長野では2週間に1度、利用者の方と面談を行い、就職へのビジョンやそのための課題について丁寧に相談しています。

②IT系の資格取得に向けて

ファシリカ長野に通っていた期間はMOS Word・Excelの勉強に挑戦し、無事に合格することができました。毎日無理のない範囲で通うことで生活リズムを整えることができたこと、安心できる居場所のような存在になったことが自分の中ではより頑張りたいという気持ちに繋がっていたと思います。

MOSというは、Microsoftが主催するWordやExcelなどの製品の知識・操作スキルを示す資格試験です。就職・転職時のアピールとして活用できます。

ファシリカでは試験受験の費用を全額負担しています。(模試等で一定以上の得点率を取るなど条件あり)合格するまで、何回も資格費用補助制度を使えますので、安心ですよ♪

③一人ひとりにあった就職先の提案

就職活動に関して想像していたよりも早く施設の方からお話をもらえて無理のない範囲で短時間から始めてみようという提案をいただき、無事に就職することができました。その後のサポートなどもしっかりしていたため、不安もありますが思ったよりも安心して社会に慣れていくことができています。

ご本人の希望や適正を踏まえ、就職先を提案しています。働くかどうかの意向は必ず確認を取っています。

これまでの振り返りと今後に向けて

ここに通うことで一度立ち止まってこれからについてしっかり考える機会が作れたこと、その勇気を持てたことがとても自分にとってプラスになったと思っています。これからもここで経験したことや感じたことを忘れずに自分らしく少しずつでも前に進んでいきたいと思っています。

就労移行を使う期間は就業訓練のたAさんがおっしゃるように、止まることは勇気がいることだと思いますが、これからの自分を見つめ直す貴重な時間でもあります。

まずは見学から気軽な気持ちでいらっしゃってください。

事業所で初!【完全在宅×短時間】就職。遠方から通所していたMさんがフルリモートで就職できた理由(長野・今年度14人目) | 群馬県高崎市・長野県長野市の障害者就労移行支援事業所ファシリカ高崎駅前・ファシリカ長野

こんにちは!ファシリカ長野です。

朝の空気がぐっと冷たくなり、つい肩をすくめてしまうようになりました🍂

今月も、うれしいニュースをお届けします!新たにお仕事を始められた方がいます👏

Iさんは、慎重で緊張しやすいところもありましたが、常に一つひとつのことに真摯に向き合う方でした。最初は少し遠慮がちですが、親しくなると優しい笑顔と温かいユーモアで場を和ませ、自然と周囲を笑顔にする姿が印象的でした。

Iさんより今の思いを込めたコメントをいただきましたのでご紹介します☺️

通所期間、きっかけ、資格取得

ファシリカへは、一度就職で離れていた期間を除いて約1年半通所しました。

事業所を知ることになったのは、トイーゴの建物内で開催された合同就職面接会に参加した際、支援員の方が配布していたチラシを見たことがきっかけです。

私は通所する中で、給与計算実務能力検定2級、ビジネス会計検定3級、FASS検定の学習に挑戦し取得することができました。社会保険や労働に関する法律、経理財務に関する理解度を把握することができて自信に繋がりました。

プレ実習、プログラムへの参加

それからコミュニケーションを交わすことに苦手意識があったので、克服するべく日々様々な活動へ参加しました。

1つは就業経験として、プレ実習という形でサロン及び麻雀屋の開店準備清掃作業に取り組みました。

実践的な作業プログラムを行うことで、主に他の利用者さんとコミュニケーションを図りながら協力し段取り良く作業に力を注ぎました。毎週金曜日にはミーティングを開催し、困っている点や改善したい点などについて皆で意見を出し合うことで、問題の解決に努めることができました。

2つ目は仕事に必要不可欠な報連相の訓練の一環として、賃貸借契約書類をPDFデータとして保存するスキャン業務に対処しました。

作業自体は単純ですが、1週間の中で納品する個数を予め定めて目標の達成に向けて取り組み、体調やスケジュールを加味して設定ができているか?という視点を大切にしたこと。更に、分からない事をすぐに聞かず先延ばしにしてまとめて確認する傾向があったので、不明点が出たらその都度、聞く姿勢を心掛けて、設定した納品数の保存が完了したら報告することを徹底しました。

3つ目は、コミュニケーションワークに取り組み、課題として捉えている【話す相手の気持ちを推し測ること】に関して、他者の価値観に触れることで改善に向けて行動に移して参りました。

初めの頃は失敗したら恥をかくと思い、参加することに躊躇していました。ですが、他者の考え方や想いを聴くと十人十色、考えが及ばない回答が出て驚くことが沢山あり、色々な感じ方や発想を知ることができ収穫がとても大きかったです。

そのほか、ウォーキングや各種プログラムへ参加し、他の利用者さんや支援員さんと交流する機会を提供していただきました。

自分からも積極的に話したり、相談を持ち掛けることを意識して会話の回数を増やしました。これにより、今まではコミュニケーションにおいて、自分の気持ちを素直に伝えられず人間関係で苦労をしましたが、通所する中で徐々に想いを発信していく、想っていることをきちんと声に出すことができるようになりました。また、人と接することへの抵抗が薄くなりポジティブな思考に切り替えられました。

就職活動

就職活動については、今まで会社を3社経験してきて、いずれも5年以上勤務した実績がなく、安定して長期的に勤め続けることを目標にしました。

就職先の選定は非常に悩みました。これまで通りクローズ就労で一般求人へ応募するのか、手帳を取得し専用求人へ応募していくのか…。

始めに設定した転職の軸や希望条件に合致したモノが見つからず、途中現実的な課題に直面したことで条件の見直しを図りました。

元々優柔不断で決断力に乏しく、少々完璧主義な部分があり、1つでも不安なことや心配なことが出てくると応募に悩んだり、納得がいくまで問題解決に奔走してきたかと思います。

その中で出逢った企業に応募し、書類選考や面接に至るまで支援員さんのお力をお借りしつつ、何度も添削指導や模擬面接を実施し助言を貰うことで準備を整えてきました。最終的に内定をいただき、心の中で葛藤を繰り返しましたが、自分らしく生きて働いていくために受諾を決意しました。見学や実習はなく、正直心配な気持ちは完全に拭いきれてはいません。ですが、面接で感じた職場の第一印象を大事にし、こちらで培った経験や能力を糧にして、就職先では長期的に安定して就業することができるよう一歩踏み出していきたいと思います。

これまでを振り返って

最後に、私は自発的な相談をすること、自分の正直な気持ちを包み隠さず伝えていくことが苦手で、あまり周囲を頼ることをしてきませんでした。

それから、まだ起きていないマイナスな出来事を勝手に想像し、過剰に捉えて不安な気持ちに陥る傾向がありました。

このような特性は今後業務上においても起こりうるかもしれません。その際は気持ちに蓋をせず、上司や身近な頼れる存在の方々に相談して消化していくことを心掛けたいです。

踏み出すことは勇気が必要で、不安は付き纏います。でも、その勇気を振り絞って決心し前に進んだことで見える景色があり、新たな扉が開けてくると実感しました。

通所中、支援員の方々を特に振り回したり、利用者の皆さんに迷惑をかけた事もあったかもしれません。それでも見放さず手を差し伸べてくれたり関わってもらえたこと、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

【テレビ取材の裏話④】エリさんの姿をみて見学に来たノゾミさん、就職決定!“働く”というリズムを取り戻すまで(今年度 15人目の就職者エピソード) | 群馬県高崎市・長野県長野市の障害者就労移行支援事業所ファシリカ高崎駅前・ファシリカ長野

事業所で初!【完全在宅×短時間】就職。遠方から通所していたMさんがフルリモートで就職できた理由(長野・今年度14人目) | 群馬県高崎市・長野県長野市の障害者就労移行支援事業所ファシリカ高崎駅前・ファシリカ長野

こんにちは、ファシリカ長野です。

少し前ですが、NBS(長野放送)でファシリカ長野に通っている利用者さんの様子が放送されました。

「働くことで自分が強くなる」10年ぶりに就労めざす女性 孤立してリタイヤの繰り返し…「心や体に困難があっても自立して生活したい」 就労支援する現場 制度の現状と課題は | 長野県内のニュース | NBS 長野放送

↑この記事では、就職活動に取り組んでいるエリ(仮名)さんを中心に取り上げていただきました。

今回は、エリさんの様子が放送された当日に問い合わせをしてくれたノゾミさんのアナザーストーリー。

どうしてファシリカに通おうと思ったのか?!

そして、就職したいという想いはどんな形になっているか・・・

今回は、ノゾミさんの頑張っている様子をご紹介させていただきます!


Q.テレビでエリさんを見たとき、どう思いました?

A.こんなところ(就職をサポートしてくれるところ)もあるんだと思って、、、いってみようかなと思った。

ノゾミさん)ちょうどその時、母親も一緒に見ていて。「とりあえず外出ろ」と言われていたんで。

      そうですね、、、行ってみようと思いましたね。


ファシリカ)家にいたら、外にでるようになるのはちょっと勇気入りませんか?
ノゾミさん)億劫になる。人とあうのが怖かった。

ファシリカ)なんで「いってみよう」と思えたんですか?
ノゾミさん)親に就職しろと言われていた。探してはいたんですよ。

      ファシリカさんみたいなところを。

      ちょうどテレビを見て、雰囲気もよさそうだったので、メールで問い合わせをしたら

      電話がかかってきた(笑)
      ●●さんから電話がかかってこなければ、こなかったかもしれない・・・
      「とりあえず、来てみよう」って、いわれた来たのかな。

Q.初めて見学に来たとき、怖くなかったですか?


A.怖くはなかったです。

ノゾミさん)家にいるのも慣れてきていて。。。
      鬱になった時は、家にいたいって思ったけれど。どこにも行きたくなかったですね…
      元気になったけれど、家にいたって感じで。

ファシリカ)家にいたときは、どんな気持ちだったのですか?
ノゾミさん)どうしていいかわからなくて、ひたすらスマホをみていた。
      これからどうしたらいいんだろうって・・・

      絶望っていうよりも(調べているけど、どうしていいかわからず)うんざりって感じで
      絶望はしていない。

      鬱になった時は絶望して「死んじゃったほうがいいんじゃないか」って思ったけれど。

      体調は良くなってきているなって感じはしていた。

      鬱になったときに比べれば、起きる時間も同じくらいになっていたし
      規則正しくはなかったけど、そういうふうにしていたら体調おちついてきたんで。

Q.見学に来た時の印象は?おぼえていますか?!

A.雰囲気は悪くなかった

ノゾミさん)他のところも行ったんですけど、ファシリカは明るかった。

      みんなが無理してやっている感じがなくて。
      みんなそれぞれ、自分がやることやっている感じがして、

      ここならやれるんじゃないかって思って。

ファシリカ)今のファシリカと一年前って違う?
ノゾミさん)去年は、人数が少なかったから、あれだったんですけど。

      ただ人が多くなったってだけで。今もやりたいことはできているかなって思う。

Q.テレビでエリさん見て、どう感じた?

A.「私もはたらきたい」って思った。

ノゾミさん)テレビで見たときのエリさんは真面目な人だなって思った。

      実際に会ったら、よく話をする明るい人だなって思った。

ファシリカ)働きたいって思ったとき、不安はなかったの?
ノゾミさん)就職したら、絶対に(会社に)行かなきゃいけないじゃないですか。
      でもこういうところ(ファシリカのような支援事業所)は、

      いかなくてもいいじゃないですか、「行かなくてもいい」という選択肢というか…
      だから、怖いとは思わなかった。

ファシリカ)実際に通ってみて、最初の印象とのギャップはあった?
ノゾミさん)そんなになかったんだと思いますよ。

      最初に丁寧に説明してくれたから「ああ、そうなんだ」って思った。

ファシリカ)ここからは就職活動について聞きますね。以前、職場見学を2社しました。その時は、よく考えたうえで、応募をしませんでしたよね。今回は2社見学をして、2社とも前向きでした。

Q.2社の職場見学をしてみて、応募しようと思えたのは、どうして?

A.資格がとれて、自信がついたからだと思う。

ノゾミさん)以前見学したときは、パソコンのスキルがなかった。
      でも今は資格(※)が取れて、スキルがついたと思えた。
      実際、職場実習をしてみたら、「できるな」って思えた。

      今回2社見学した。

      1社の方は難しいとおもったけれど、もう一つの会社さんはできるなって思った。

      通勤距離も近い会社だったから、

      通勤中に「今日行きたくないな」とか「いなくてもいいんじゃないか」と思って

      しまわないかとか、考えなくていいなって思いましたね。

※・・・ノゾミさんは、MOS(Microsoft Office Specialist)Excelと給与計算検定3級を取得した。

Q.1年前の自分に声を掛けられるとしたら・・・?


A.こういうサービスあるよって。とりあえず外出てみようって。

ノゾミさん)長野まで出てきたら選択肢が広がったし、電車ものれるようになったし。

      就職する手前で、「こういうところあるよ」って。

      スマホとかで情報集められるし、

      テレビを見てでもいいし、とりあえず情報をいっぱい見てみたらいいと思う。

ファシリカ)情報をたくさんみていたら、「いってみよう」って思えるタイミングも

      あるかもしれないってこと?
ノゾミさん)そうですね・・・あと、人から言われるってこともいい機会だと思う。

      私は母親だったんですけど…

      


ノゾミさんは、週5日ファシリカに通っています。

今は、職場実習を終えていて、企業の担当者から「安定感があるね」と嬉しい評価をいただきました。

近日中に面接を行っていただく予定です。

エリさんの姿を見たノゾミさんも「働きたい」という想いを叶えるところまであと少し。。。

この記事を読んでくれた方の「働きたい」も、きっと叶います。

自分に合った仕事を見つけて就職しましょー。ファシリカでまってます🎵

【就職活動記 Vol.12】おばさんの家に入っていたチラシを見たことがきっかけで、ファシリカに通い始めた20代女性。一年間、片道1時間かけてファシリカに通ったワケとは・・・

皆さん、こんにちは!

今年度10人目の就職者をご紹介します。

この方が、ファシリカを利用し始めたのは2024年6月のこと。今から1年と少し前です。

今はとても快活にお話もするし、自分の目標に向けて作業や学習をされている方のエピソードです。

懐かしさを感じつつ、、利用を始めた頃の記録を読んでみました。

最初に面談をした時、ご本人は「人とコミュニケーションをとらず淡々と一人で作業をすすめる仕事がいい。でもそれはそれで不安。」と、就職に対する意欲と不安、そして戸惑いを感じている発言がありました。きっと、考えて考えて、また考えて、でも、どうしよう…という感じだったのではないでしょうか?!

 

 それから一年、、、。就職活動は主体的に進め、見事に内定をいただいていました。

本当におめでとうございます。

通所を始めた当初は、戸惑いや不安があったのだと思いますが、ファシリカの中で過ごす様子は随分と変わったなと感じていました。

最近では、

コミュニケーションワークで自分の意見をつたえたり、お昼の時間に周囲の利用者さんに声を掛けたりしている姿が頻繁に見られました。

また、個別プログラムの時間は、集中して学習を進めていました。

「就職をしたいという意思や目的意識があるから、毎日続けられているのかな」と思いながら、様子を伺わせて頂いていましたよ。(集中しているからあまり声はかけませんでしたけれども💦)

題名の答え・・・本人から頂いたコメントのなかにあるような気がします。コメントを紹介させて頂きますね。本当におめでとうございます!

~~~~~~~~~~~~

ここに来たきっかけは、利用していたお店の方の紹介でした。前職で、パワハラ、いじめに遭い、何もしたくない、誰も信じられないほど人間不信に陥っていました。

最初は、ただ無心にパズルをしている毎日でしたが、色々な利用者と話す事で、真面目に勉強や、プログラムにも取り組めるようになりました。

めぐり合わせが噛み合って、自分が前からしたいと思っていたお仕事に就くことが出来ました。ここでの経験で、前のように笑えるようになった事、また目に見えて元気になったと言われたことが嬉しかったです。

ファシリカに連れて来て貰わなかったら、冗談でも昔の話は出来なかったし、また仕事をしたいとは思わなかったと思います。

家に引きこもっているのであれば、同じように悩み、苦しんでいるのは私だけじゃないんだと、共感してもらえるお友達作り感覚で通ってみるものありだと思います。


就職された方がいます!

昨年の冬から通所を始めて、約一年半。。。

「こんなことをしたい」「これをやろうと思って…」「今、○○しているんですけれど、、、」など、自分のやりたいことをたくさん話してくれたNさん。

企業のご担当の方から内定のご連絡を頂いたとき、いろいろなことを思い出しました。

本当に就職おめでとうございます。

以下、ご本人のコメントを紹介させて頂きます~~~~~~~~~~~~

ファシリカに通い始めたときは情緒不安定で週に二日来るのがやっとでした。

でも、お薬や支援員さんのサポートにより毎日安定して通所できるようになり、就職のことなど前向きに、また現実的に考えられるようになりました。

通所してから自由な時間には過去のことを考えたりして、自分の人生を整理できて本当に良かったです。ファシリカに通ってゆっくり考えられたおかげだと思いました。

また、プレ実習(※)なども最初はやる気がありませんでしたが笑、、だんだん作業が楽しくなってきた部分もあり成長できたかなと思います。

無事、就職できてよかったです。本当にありがとうございました!

※プレ実習・・・応募を前提としない、就業体験型のプログラム。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Nさん、お身体に気を付けて。就職おめでとうございます!

こんにちは。

ファシリカ長野です。

また1名、お仕事を始める方がいます👏

今回は、今までやってきた仕事とは違う職種への挑戦でした。

自分の課題と向き合い、目の前にあることに精一杯努力している姿が印象的でした。

ご本人からメッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

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🌻ご本人からのメッセージ🌺

自分は県外出身で長野には7年ほど前から住んでいます。

以前は、専門職で働いていました。そのころは、人間関係が上手くいかず退職を繰り返していました。

その後も一人で就職活動を行っていましたが、なかなか内定には繋がらず。内定がもらえない不安な気持ちから半年ほど家に引きこもりがちになっていました。

その影響で身近な人との関係もギクシャクしてしまい、「このままではいけない」と思っていた時に、以前ドラッグストアで見つけたファシリカ長野のチラシを見て連絡しました。それが通所に繋がるきっかけでした。

ファシリカ長野では、資格の勉強をしながら様々なワークに参加しました。

中でも個人的に役に立ったのがコミュニケーションワークでした。

昔から自分の気持ちや意見を話すのが苦手なのと、相手の気持ちを受け止めすぎて落ち込みすぎてしまう性格で、いざ頑張って話そうとしても涙が出てしまう状態でした。

そのことを支援員さんに話すと「コミュニケーションワークで色んな人と話して、話すことの練習をしましょう」とのことで毎週コミュニケーションワークに参加しました。

コミュニケーションワークでは、ルールに基づいてグループで話し合いをするのですが、グループで意見が一致したり、時には全員意見がバラバラだったりで「人にはそれぞれの考え方があるのだな」と体感しました。

また、ワークを通して安心できる環境で話したり聞いたりしたことで、実生活でも自分の気持ちを話す時に泣くことが減ってきたことと、支援員さんから「前より自分の気持ちを話すのが上手になったね」と言ってもらえて少しずつ自信がつきました。

そして今回実習をさせていただいた職場がご理解のある職場で、実習中も忙しいながらも温かく丁寧にご指導していただけたことで「ここなら安心して働ける」と思い、幸いにも内定をいただくことができました。

今後はそちらで知識やスキルを沢山学んで早く貢献できればと思います。

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新たな職場、仕事で充実感を得て、いきいきと日々を過ごしていけるよう応援しています!

興味を持ってブログを読んでくださっている皆さま、ありがとうございます。

ファシリカ長野から、またひとり、お仕事をはじめる方がいます。

Kさんは、

すぐ焦ってしまう…

先のことを考えると、ネガティブになって、緊張して胃が痛くなってしまう…

仕事を覚えるのが苦手…

という悩みがありました。

でも、話を就職に向けて、訓練をしたりじっくり話を聞いたりしていると、「覚えるのが苦手」というよりも、「早く覚えるのが苦手」で、「ちょっとずつ、ゆっくり覚えていけば、数か月経ったらたくさんのこと(スーパーの品物の場所がほとんどわかる)が覚えられる」ということがわかってきました。

ところが、焦ってしまうと頭に入らず、仕事がつらくなってしまう。こうした事情は応募先の企業にもお伝えしました。

もちろん、「やってみる → 大丈夫だった」という経験を積んで自信がつくまでは、不安は尽きないでしょう。しかし一つひとつ経験を重ねれば、楽しく充実して働けるはずです。これからも想定外の悩みが出てきたら、まずはファシリカ長野に相談してもらい、必要があれば企業とも連携して、Kさんが仕事で貢献でき、本人も充実感を得られる環境づくりをサポートしていきます。

最後に、Kさんからのコメントをご紹介します。Kさん、ありがとうございます!

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自分は接客をスーパーで働いていたときに学ばせていただいて、そのときに人と触れ合いながら働くすばらしさを知ることができました。その後は調理の補助や農業関係の仕事をさせていただいていましたが、今度はまた接客業務をやりながらレジも学んでみたいと思い求人を探していたところ、カメラ関係のお店の求人をみつけました。カメラについて興味があったこともあり、頑張って仕事をするときにカメラについても知ることができればやる気に変えながら仕事ができるかな、と思いました。

応募するときは、以前やっていたお仕事の失敗やうまくいったことを支援員さんに助けてもらって整理して、しっかりと向き合って挑戦していく勇気が出てきました。履歴書や面接でいうことを整理することが本当に苦手で、最初自分でつくってみたものにぜんぜん納得がいっておらず、すごく不安でした。支援員さんに何度も聞いて一緒に直してもらいました。ありがとうございました。

面接もどのように答えればいいかまったくわからず、サポートしてもらいながら練習をし無事受かることができました。自分は緊張しやすく家族からも失敗したってその失敗を次にいかせればいいよ、と言われ、おちついてやってみようと思え、ベストがつくせました。

内定が決まったことで、不安も出てきたことも本当ですが、またサポートしてもらえるところはしっかりサポートをしてもらって、自分でできる範囲を増やしていき、ゆくゆくは正社員として働けるように頑張っていきたいです。

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こんにちは。ファシリカ長野です。

ずっと、就職活動を頑張ってきた利用者さんが内定を頂いたのでご紹介させてもらいますね。

視覚にハンディキャップがある方で、何社も何社も応募をして、内定を頂いた利用者さんです。

ご本人の努力・頑張りが結果につながった、、、嬉しい報告です。

本人からのメッセージ~~~~~

Q. ファシリカに来ようと思ったきっかけは何ですか?
A. 働けるようになりたかったからですかねぇ。まぁ、市役所の人から紹介されたからじゃないですか。

Q. 何度か通うことをやめようかと悩んでいたけれど、

通い続けようと思ったのはどうしてだと思いますか?

A. 通い始めた時はすぐにやめようかと思ったけれど、パソコンの勉強をやりたかったから通った。

就職したい気持ちもあった。通い始めてしばらくしたらMOSの資格がとれた。

その後も、MOSのExpertの資格がとれて、だんだんできるようになった。

そうしたら、実習にいくことになった。そうやっていくうちにだんだんと。。。

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※支援員からの雑感・・・

通い始めたころから、「本当にファシリカに通う必要があるのか…」と本人が憤ったり葛藤を感じたりしていて、私たち自身「利用者さんにとって必要なサポートってどんなことなのか」と考える機会をくださった方です。支援やサポートを通じて、勉強させていただいたなぁと。。

本当にありがとうございます。就職、おめでとうございます。ファシリカに来てくれて、ありがとうございました~。

 ハンディキャップをお持ちの方、自分らしく、ありのままの自分で働きたいと思っている方・・・

お気軽にお問合せください♪

 Tel: 026-225-9301

Mail: info-nagano@facilica.org

こんにちは。

ファシリカ長野です。

お一人就職が決まった方がいるので、ご紹介させていただきます👏

ファシリカ長野の利用を始めたのは、今年の2月。ファシリカを3か月とちょっと、、、利用して就職されました。あっというま…!

長年、専門職で働いていましたが、病気の発症を機に辞めることとなり、”今の自分にできる仕事を見つけたい”、”社会と関われているという実感が欲しい”とのことで通所を始められていました。

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🥀ご本人からのメッセージ🌹

ファシリカに来る前は人と目を合わせることもできなかったし、話すことも嫌で、家に引きこもっていました。でもファシリカに来るようになってから、外を向けるようになったなと思います。

最初、「ファシリカに行っても自分は1人だろうな…」と思っていました。しかし実際は、自己紹介をしてきてくれる方がいたり、ワークやウォーキングで名前を覚えて話しかけてきてくださる方がいて、とてもうれしかったです。

皆さん優しくて、明るくおもしろい方も沢山いて、自分は会話に入っていなくても他の方達の会話を聞くだけでも毎日楽しかったです。

中には遠くから通ってきている方もいて、皆さん頑張っているなと刺激をもらっていました。

ファシリカにいた時間は短かったですが、明るくなれたなと思います。

これから働くようになりますが、やるべきことをしっかりとやっていけたらと思っています。

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皆さんに優しく笑顔で話しかけてくれていた姿が印象的です。

これまで経験のない新しい仕事・職場となりますが、活き活きと働いていってほしいな…と応援しています。

三寒四温、春が次第に近づき桜の季節が待ち遠しいですね

世間では風邪も流行っていますが、ファシリカ高崎駅前の利用者の皆さんは就職目指して日々訓練に勤しんでおられます

年末から3月にかけて実に7名の方が巣立っていかれました

就職先職種としては、事務・軽作業・清掃・地方公務など様々です

フルタイムの方もいらっしゃればパートタイマーの方もいらっしゃいます

【今までの訓練を振り返って在所生の皆様にアドバイスを発表中】

本日は一部、卒業生の方々からいただいたメッセージを紹介いたします

□ファシリカ通所を通じて自信を持てるようになった。休まず来ることを意識する中で皆さんと楽しくおしゃべりして過ごすことができた、通う前まではそれさえ出来るか不安を感じていた。

□通所してから感じた変化は、体調管理とコミュニケーションの質。初めは週3日しか通う体力がなかった。次第に通所数を増やし、取り組みの中で自律神経を整える大切さを知りパニック発作が減った。

□長年、自宅に引きこもっていた。週1の通所数からスタートした。取り組みの中で、ほとんど未経験だったパソコンの資格を取得できた。また手先を動かす作業が好きなのだと気づくことができた。「自分は何も出来ない人間」と思っていたが「自分には出来ることがたくさんある」という自信につながった。

□働いた経験がなかったので訓練の中で実習に参加し働く経験ができたことで、働くことのイメージを持つことができた。職種選びでは悩みに悩んだが支援員に相談し自分の好きなことに関係する仕事につくことを最終的に決めることができた。就労予定先の職員の方も障がいに理解があり、安心して働ける環境だと感じられた。

□以前は他者と関わることが苦手でした。通所し、作業を一緒にこなすことで人との関りが以前に比べてスムーズになった。

通所前は様々な理由があって働くことに対する不安を感じられていた利用者様が多いようです。

通所を通じて自信をつけたり、一緒に訓練する仲間に影響を受けたりするなどしてステップを踏んでいかれます。

自分らしさを見つけ、自分らしい働き方で人生を歩んでいくことのお手伝いをこれからもさせていただけたらとスタッフ一同思っています!

ファシリカ高崎駅前では、仕事に役立つグループワークや職場で役立つコミュニケーション、面接講座など就職に向けた準備として様々なプログラムを実施しています。また、インターネットを利用した学習システムやビジネススキル研修「e-ラーニング講座」も無料で学ぶことができます!

見学や体験も随時受け付けております。

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