ファシリカ卒業生10人の声【2021年9月~2023年1月】

2023.1.10

卒業生の声

ファシリカ高崎駅前

こんにちは

高崎市の就労移行支援事業所ファシリカ高崎駅前です!

 

2018年7月に開所したファシリカ高崎駅前、今年で5年目に突入します!!!

まだまだ、これからも皆様のお役にたてるよう日々精一杯取り組んで参りたいと思います!

さて2023年1月10日現在、ファシリカ高崎駅前から47名の方が巣立っていかれました 😀  

あらたに卒業された方を含めて、卒業された方々の「声」をまとめましたのでお届けいたします

卒業生が在所時に学んでよかったことや就職のために取り組んできたことをご紹介いたします

 

見学や体験をご検討の方は是非参考にしていただければと思います

 

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ファシリカ高崎駅前を利用することになった経緯を教えて下さい

・「新型コロナウィルス感染後遺症」というあまり知られていない病気で、周囲からの理解も得にくい中、復職が迫ってきた時に、体力面の回復と精神面の回復を目的として、リワーク施設を探し始めたのがきっかけでした。資格取得のことや1日のスケジューリングの自由度高さから、ここしかないと思い問い合わせました。

通所を開始した時の様子と、どんな気持ちだったか。

・見学の前は緊張したのを覚えています。ですが、その緊張や不安も最初の面談ですぐになくなりました。体験初日には、担当の職員の方が明るく話し掛けて下さり、思わずたくさん自分の身の上話をしたことをよく覚えています。他の利用者の方々とは、あまり会話をせず、開始ギリギリに来て、終礼後すぐに帰るという行動をとっていました。

一番印象に残っていることは?

・ファシリカ高崎駅前の紹介動画作成です。協力して作り上げた達成感は最高の宝物です。

・ExcelやPCのことで、他の利用者さんとのコミュニケーションが始まったこと。

通所を継続してきて、どんな変化があったか

・体力面では、新型コロナウィルス感染後遺症での影響で、頭痛と倦怠感が長い期間あり、体力がかなり落ちていましたが、ウォーキングや筋トレなどを通じ、徐々に体力が回復していきました。

精神面では、「本当に治るのだろうか」、「これまで通りの生活が送れるようになるのだろうか」といった不安がありましたが、通所することで色んな方と出会い、共に過ごしていく中、自分の状況を受け入れ、前向きに生きていこうと思えるようになりました。

在籍している利用者さんにアドバイス

・ファシリカで築いた人の縁はこれからも太く長く繋がっていくと思っています。これから行く道は違えど、ファシリカで共に過ごした時間は宝物です。在籍できる期間は人それぞれだと思いますが、限られた時間、精一杯時間を有効に使っていただきたいと思います。(一部抜粋)

                         (2022年12月卒業・30代男性【リワーク・復職】)

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通所を開始した時の様子と、どんな気持ちでしたか?

・初めの頃は不安で、通われている方ともお話し出来ませんでしたが、次第に話すことができるようになり、嬉しい気持ちでした。

通所を継続してきて、どんな変化がありましたか?

・利用者さんとの会話や、資格の取得をして、自分の力をつけることが出来ました。

「通所して良かった」と思えたことは?

・資格を取得出来たこと。

・自己理解と自己表現が出来るようになったこと。

在籍している利用者さんにアドバイスをお願いします

就職するにあたって、障がいについてに理解や、自分の長所&短所を見付けること。最初から「出来ない」ではなく、「不安だけど、周りの人の助けがあれば大丈夫」と言ったように、見方や気持ちから変えていくことが大切だと思います。

                            (2022年12月卒業・20代男性【障害者雇用】)

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通所を開始した時の様子と、どんな気持ちでしたか?

・金銭的に切迫していたので、3ヶ月、遅くとも6ヵ月以内には働かなければと思っていました。他の利用者さんが、パソコンに向かって勉強しているのを見て「あまり詳しくない自分が本当にパソコンを使いこなせるようになるのだろうか?」という不安がありました。

通所を継続してきて、どんな変化がありましたか?

・自分から人と関わるのが苦手だった私は、すぐに仕事に就きたいからグループワークやイベントには参加したくない、他の方と仲良くなっても意味がないと思っていました。でも自分の好きな手芸のワークに参加したことで、一緒に参加した利用者さんから声を掛けてもらい、それをきっかけに他の利用者さんと関われるようになり、グループワークやイベントに参加することが楽しくなりました。

・(一部省略)自分よりも後に入所された利用者さんが先に卒業していく焦りや、怠け心の繰り返しでしたが「自分も本格的に就活しなければ」、「自分も前に進まなければ」と思うようになりました。

「通所して良かった」と思えたことは?

・障害年金がもらえることを知らずに苦しんできたけど支援員さん教えて頂き申請したことで気持ちに余裕が持てました。

・周りの人からの良い刺激をもらい資格の勉強をしたり、自分の趣味が増えました。

・体力がつきました。

・苦手な人だなと思っても、その人の良いところを見つけることができる様になりました。

・ファシリカが自分の苦しみを理解してもらえる嬉しさや相談できる場所になりました。

(2022年7月卒業・50代女性【障害者雇用】)

 

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ファシリカはどんな場所でしたか?

・今までいた環境とは全く異なる場所で最初は戸惑いました。他の利用者の方達の影響で資格取得だけでなく、何か新しいことをやってみようという前向きな考えを久しぶりに持つことができた場所でした。

一番印象に残っていることを教えて下さい

・私は学生時代や社会人になってからの辛い経験がありました。心療内科に通ったり、障害者雇用で働くことは決して悪いことではないと、担当の支援員さんから教えて頂きました。

在所生に一言アドバイスをお願いします

・(上文省略)ファシリカに通所してからは、今までにない新しい自分に出会うことが出来た気がしました。私なんかどうでもいいやと思っていた時の自分よりも、今の自分の方が好きです。今までは想像もしていなかった夢、将来の目標を持つことが出来ました。

みなさんも、自分を好きになって下さい。自分のことを責めないで下さい。

(2022年4月卒業・30代女性【障害者雇用】)

 

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通所のきっかけ

・就労移行支援事業所をインターネットで探している中で、ファシリカ高崎駅前を知りました。自分は資格取得にも力を入れたかったため、資格支援を行っているファシリカ高崎駅前に興味を持ちました。

通所開始時の状況

・体験時は支援員さんが優しく接して下さり、雰囲気も良かったため利用を決めました。遠方からの利用になるので、最初は在宅訓練と通所の半々から開始しました。在宅では資格の勉強を中心に行い、通所時は作業ワークに参加してました。当初は、休むことが多く、他の利用者さんとあまり話すことが出来ず、緊張した日々を送っていました。

就活に至るまでの取り組み

・一年以内の就職を目指し、資格の学習に力を入れました。グループディスカッションやスピーチ、外部講師の方のワークに積極的に参加しました。利用開始時よりも人と話せたり、人前で発表出来るようになったりと自分が以前よりも変わることが出来たと実感しました。利用者さんが就職し、卒業していく姿を見て私も頑張ろうとモチベーションが上がりました。

皆さんへアドバイス

・自分自身と向き合う時間を作って下さい。今までわからなかった自分の長所や短所が見えてくると思います。無理し過ぎず焦り過ぎず生活して下さい。必ず自分を必要としてくれる企業と出会えると思います。その時のために、今自分が出来ることを行うことが大事だと思います。(以下省略)

(2022年3月卒業・20代男性【障害者雇用】)

 

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通所のきっかけ

・病院の先生に勧められたことがきっかけです。それまで就活やバイト面接を受けたものの落ち続けてなかなか次の一歩が踏み出せずにいた状況の時に、障害者雇用というものがり、就職に向けて支援もしてくれる就労移行について教えて頂きました。(下文省略)

通所開始時の状況

・体験時は週1回午後のみの通所という極めて少ない時間から開始しました。それから午後の通所日数を増やし、午前の通所時間を増やし、といった感じで段階的に少しずつ利用時間を増やしていきました。週5日、朝10時からの通所に至るまで、およそ1年という期間がかかりました。

皆さんへアドバイス

・就職活動が始まる方はチャンスが舞い込んできたら掴み取れるように準備をしておいて下さい。グループワークも実習期間中役だったことも多かったのでしっかりと受けておくと良いと思います。担当の支援員さんとも、よく相談をしておくと良いと思います。皆さんが良い職場へ行けるよう応援しています。

(2022年3月卒業・20代男性【障害者雇用】)

 

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どんな視点で訓練に臨んだか

・できるだけ早く就職したいと思っていたので、できるだけ毎日通ってスキルを身に付けたいと思っていました。

就職に向け、自分の課題設定と訓練内容

・毎日通所する。来られない期間もあったので終始課題でした。

他利用者さんから学んだこと

・自分が挨拶をするのを苦手としているので、皆さんから挨拶をして頂けた時に感じた嬉しさが印象に残っています。自分から挨拶していかなければと思いました。

在所生にメッセージ

・自分も焦っていた時期もありましたが就職が決まりました。皆さんも焦らずご自分のペースで訓練を続けて頂けたらと思います。

(2022年3月卒業・20代女性【障害者雇用】)

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どんな視点で訓練に臨んだか

・就職に向けて苦手なことが改善できるのか、配慮点として職場に伝える方が良いのか分別、調整していく感じでした。

就職に向け課題設定訓練内容

・実習前は、感情・体調のコントロールがメインだったので作業量・集中力のムラがどの程度なのか理解すること、後に、コントロール法を覚えムラの波をなるべく小さくすることを意識していました。

他利用者さんから学んだこと

・テンションに左右されずに接するのが難しかったです。みんなが普通に出来ていることが出来ないのかと、凹んでしまうこともありました。アサーティブコミュニケーションを学んでも出来なかったりするので、他人との付き合い方は一朝一夕ではいかないと思いました。

在所生にアドバイス

・(上文省略)目標や職種が定まっていない人は、ぼんやりでも良いからそういった仕事に就きたいかを決めてから各ワークに参加すると具体的に物事が進み始めるのかなと思います。ワークに頑張って参加しただけで終わらないように今後とも無理なく休みつつ取り組んでいけると良いと思います。

(2022年2月卒業・20代女性【障害者枠】】)

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ファシリカで学んだことで、今後に活かしていきたいと思うこと

・クッション言葉です。クッション言葉があるのとないのとでは相手への感情の受け取り方が全然違うので、今後活かしていきたいと思っています。

通所していて、一番大変だったこと、一番嬉しかったこと

・大変だったことは、ゲーム大会でを企画、運営したこと

・嬉しかったことは、ゲーム大会で3連勝ぐらいしたこと(笑)

在所している皆さんに一言

・失敗を恐れずに心が折れることなく通所してほしいです。

(2021年10月卒業・20代男性【一般雇用】)

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どんな視点で訓練に臨みましたか?

・自己判断で行動しない

・自己の範囲と他者の範囲を意識するように心がける

・時間の区切りで、仕事も一旦放す

就労後に活かせるワークがあれば教えて下さい

・マインドフルネス・ビジネスメール・清掃・メモ取り

他利用者さんから学べたことはありますか?

・欠席した利用者さんを心配し気遣っている声が聞こえたとき、思いやりが伝わってきた。

・皆、色々悩みはあると思うが、人にぶつけることなく、現実に向かい穏やかに平然と一日を過ごされている。私もそうしたいと思った。

就労への意気込みを教えて下さい

・意気込みというか、平常でリラックスしている。(中文省略)私のこれから就く仕事は誰にでもできる仕事かもしれない。しかし、私はこのお仕事をしたい、という気持ちを自分の中に見い出せて満足しています。

(2021年9月卒業・40代女性 【障害者枠】)

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いかがでしたでしょうか?ほんの一部ですがご紹介させていただきました 😀 

ご参考にしていただければ幸いです。

またファシリカ高崎駅前では、半年に1回「卒業生の集い」を開催しております。

その時に取らせたいただいたアンケートの中から、現在就労中の皆さんがこんなことを訓練で学んでおけば良かった!ということや、上司の方や同僚との関係についてなどお聞きした内容を一部、ご紹介いたします。

 

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【卒業生アンケート】

〇今の職場に対して、困りごと・心配事はあるか?

  • 締め切りに間に合うかどうか不安になることがある
  • 周囲の方の感情に巻き込まれてしまうことがある
  • 上司とコミュニケーションをとるのが難しい
  • お給料が上がるか心配
  • 試用期間後、本採用となるか心配
  • 無理をしないと環境や人に合わせられないこと     

〇入社前と現在ギャップがありますか?それは具体的にどんなところですか?

  • 入社前より仕事に取り組む姿勢が変わりました。より丁寧にしっかり取り組もうと思いました
  • 思ったより重たいものを仕分けたり、運んだりするところ
  • 社長が思ったより人当たりのいい人ではなかった
  • 実習を経ていたので特になし              

〇上司や同僚とうまくやれていますか?もしくは何か問題点はありますか?

  • 雑談や「いじり」をどうかわしたらいいかわからない
  • 時に困ることもあるけど、話し合って解決している
  • 同僚と距離をとるために静かな部屋でリモートしている
  • まあまあうまくやれている
  • 同僚とはうまくいっている、上司とはうまくいっているとは言えない
  • 自分から話しかけることが出来ない時がある
  • うまくやれている、上司の方は良く相談に乗ってくれます 

〇ファシリカの後輩たちが、入社前に身につけておいたほうが良いと思うこと

  • 仕事を続ける体力
  • 報告・連絡・相談のやり方
  • 上司と仕事上の付き合いのコツ
  • 電話対応の仕方
  • アンガーマネジメント
  • Excel
  • powerpoint
  • 挨拶が大事
  • ストレス解消法・コーピング
  • クールダウンの仕方
  • 人への頼り方
  • 自分の強み・弱み

〇今、そしてこれからの課題・目標を教えてください

  • 今は皆と同じグループで仕事ができていないので、また皆と同じグループでしっかり働けるようになりたい
  • 少しでも自分が楽しい(無理はせず)、やりがいを感じられる仕事ができるといいなと思う
  • 仕事をつづけること
  • フルタイムで働くこと・正社員を目指したい
  • 現状維持
  • 選ばれるデザインを作り続けたい
  • 仕事に取り組む時間が延びることとなったのでまずは休まず、シフト通り出社すること
  • 安定して勤務が続けられること

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以上、一部ですがご紹介させていただきました!

就労中の卒業生の現在の声も併せて参考にしていただければと思います。

卒業生の言葉は、私たちスタッフも参考にさせていただき、今後の在所生の訓練内容に反映させていただこうと思います。

現在訓練中の在所生も、就労中の卒業生も課題を抱えながら頑張っています。

私たちスタッフもその課題に丁寧に寄り添いながら、長期的に就労できることを目標に伴走していきたいと思います。

また、卒業生の声は随時更新させていただきます、次回もよろしくお願いします 😀 

 


ファシリカ高崎駅前では、この他にも仕事に役立つグループワークや職場で役立つコミュニケーション、面接講座など就職に向けた準備として様々なプログラムを実施しています。
また、インターネットを利用した学習システムやビジネススキル研修「e-ラーニング講座」も無料で学ぶことができます!
見学や体験も随時受け付けております。お電話もしくは、下記のお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

電話でのお問合せは 027-386-8983

パソコン・スマートフォンからのお問い合わせは こちら

また、これから通いたい方向けに「オンライン個別相談会」開催しています。ぜひ、この機会にご活用ください。